株式会社ハナウタ - HANAUTA INC.

ハナウタがでるくらいのワクワクを♪ アプリ開発会社のハナウタです

2012/8/17 RainbowAppsセミナーメモ

講師:藤永 真至

第一部「競合との徹底的な差別化」 ・ライバルアプリは本当は強くない4つの理由 ・300アプリを30アプリに絞り込むと見えてくる ・勝つためのSWOT分析 ・ライバルに勝つ秘術、ストア文言編 ・ライバルに勝つ秘術、論点突破編 ・どこにこだわり、どこを手をぬくか ・ケーススタディ ・ジョンレノンの言葉にヒントあり

第二部「もう金輪際、糞アプリを生産しないために。」 ・たった二つしかない大ヒット要因 ・糞アプリを決定づける糞アイコンはどこが糞なのか ・面白いはずなのに意外な罠 ・糞アプリの宝庫であるアップストアのエコサイクル ・ヒットアプリの三大栄養素 ・いつどういう時にユーザはそのアプリを糞と思うのか? ・糞アプリを作る人、組織、ルール ・糞アプリになる瞬間は開発中にあり ・糞アプリを逃れる免罪符である人間の5大欲求 ・カートコバーンが残した言葉

第一部「競合との徹底的な差別化」

doodlejumpは2010年のアプリ1位だからDLしましょう

・ライバルアプリ 徹底的に使う レビュー読みまくる 友達にすすめてみる ストア文言を分析

・自分を知ること 300個DLして、30個に絞る ちゃんとそのアプリに造詣があるか 売れてるからやろう、儲かるからやろう、はダメ

・SWOT分析をしよう opportunity  ライバルはあぐらかいてる  他が挑まない

threat ブランドが無い ユーザ資産がない

strong デザイン・キャラクターとかがんばれ 技術、機能、で秀でろ オリジナリティをもて 哲学、メッセージをもて

weak PDCAの経験がない 失敗しようね 自信がない

・コツ タイトルにビッグワードを入れよう SEOをやろう(最近はキーワード重視っぽい、タイトルですら引っかからない) 「アイコン×スクリーンショット×文言」しかユーザは見れないので、力入れよう

・ライバルを倒す裏技 ライバルこそダサいと思わせるような方法 同じカテゴリーに注力する(テンプレートはダサい) 無料じゃないとダメだよ 無料でここまでやるのか感をだす 維持費がかからないのだから、開発に時間かけましょう オリジナリティの部分を極限化しろ ライバルより真摯な姿勢をもとう

・こだわれ 素人向けのアプリでは、過剰演出をしよう 玄人対策として、分かる人には分かる演出をもつ

・実例 クラッシュザヒットをパクって、angrybirdsができてる 育ててパン工場は、なめこのパクリといわれてたが、最近は言われない ディズニーはディノラッシュをそのままパクったけど、客層が違うから怒られない doodlejumpはパピージャンプのパクり ペーパートスのサッカー版については、どれがオリジナルか分からない clobagamesは自分のアプリをパクっていった➡他のやつらにもパクられた パクられて上等の精神をもとう パクれないレベルのものもあるよ だますのはNGだよ

・1部まとめ 周りの意見は気にするな スティーブジョブズのように、貫け AppleStoreの店員はタメ口だ バージョンアップの説明は、大したことないならジョークで書いちゃえ

・奇襲だ!! 「電博」という言葉で、売上が3倍も違うのに、並んでいるかのように錯覚される 真珠湾を攻撃することで、アメリカと対等になれる

・奇襲なんだ!! チェゲバラのように 山本五十六のように オサマビンラディンのように

第二部「もう金輪際、糞アプリを生産しないために。」

・ヒットする要因 強烈な記憶に刺さる世界観  世界観をパクっちゃえよ、模倣しなけりゃいいんだよ 強力なライバルの存在  おこぼれをもらおう

ex.ラインランナーをパクって、カンフーランナーを作れば50万DL 強力アプリのファンは飽きてるから、かすめとれる

・アイコンがくそなのはだめだ

・良いアプリなのに、これだけで売れなくなる 人が嫌がるモチーフ(ハエとか) 慣れない操作方法をさせる 合コンネタ的なアプローチをする  合コンで出てくる話題を狙うのは良い➡おれLINEやってんだーみたいな  指ツイスターなんか合コンでやるわけねーじゃん

・クソアプリをこやしに 情熱をもつ×ユーザの意見をきく×他人のくそアプリから学ぶ

くそアプリを取って、徹底的にディスってみれば気づきが出てくる

何の目的? どうプレイするの? 使いづらい だれが次にやるんだよ 達成感がねーな

なんか違和感あるなー

・くそアプリを作る方法 パワポで企画書を作ろう 詳細設計を決めずに臨機応変でいこう 効率重視で、最後に素材(デザイン)をあてこもう マーケティング重視で、クオリティを無視しよう アイディア重視で、マーケティングはやめよう 安く早く作ろう 当たる気がするだけで参加することに意義を見いだそう

・くそアプリを作る組織 成功体験重視 ランキング重視 制作活動にポリシーをもつ いいねと褒め合う 分業して責任の所在をハッキリさせる できるやつに仕事をまかせる あうんの呼吸、アドリブで上手く回る

・くそアプリを作るスタッフ 毎日が達成感 不言実行 批評しても傷つかない よく考えてから実行する 割り切りが早い、諦めが早い(➡自己弁護が得意) おやじギャグを言わない 判断力がある(➡何が当たるか分からないのだから) こだわる

・くそアプリを作る口癖 技術がないから 時間がないから 面倒だから プロトだから それはバージョンアップで

・くそアプリになる瞬間 仕様変更がしづらいプログラムの作りをしていた 要求された仕様を埋めるようなアプローチ、後手後手  コード組んだやつが最初のユーザなんだから、ダメ出し待ちはだめ 細かい調整を最後にとっておく 誰がいつ使うか分からないと感じる

・くそアプリでも売れる方法 達成欲求  難しいから達成したい 探求欲求  これやってみよう 審美欲求  きれいさ 希少欲求  めずらしさ 物理的質感  ノッペリしてるiPhoneに対して、物理的質感が出るとgood

・まとめ くそアプリを作って分かることもある 結局、ユーザが何を求めてるかをつかもう  アングリーバードの似たアプリがほしい  もっと変わったパチンコアプリがほしい

でもでも いろいろ言ったけど、この法則が真実じゃない だから やりたいことやっちゃえ 燃え尽きるまでやれよ