Unityでのアプリ開発メリット


unity

UEKIです。

最近、Unityがアプリ業界では話題です。
なんでそんなに騒がれているのでしょうか。
個人的な感覚でいうと、1つ作ればiPhoneとAndroidの両方で公開できるという点かなと思います。

実際にハナウタもそうですが、googleplayとappstoreで公開したい場合、
AndroidをJavaで作成し、iPhoneは別のエンジニアがobjective-cで作成しています。
それによって、公開日がかなりズレます。
ハナウタの育成系アプリ「おこめっち」などはAndroidで公開してから3ヶ月後くらいにiPhoneで出しました。
人件費も2人分かかりますし、ディレクションも2アプリ分しなきゃいけません。
(1人でどちらも作れるエンジニアの方なら少しはラクになるかと思いますが)


おこめっち
okome icon_apple icon_google


そこで、1つ作れば色々な端末に合わせたアプリが簡単にはきだせる素敵なソフトウェアが出ました。
マルチプラットフォームとかクロスプラットフォームとか言われています。

1年前くらいまでは、「Cocos2d」が代表的なものでした。
2D(平面画像を使った)ゲームに特化してたからだと思います。

「Unity」はどちらかというと3D(立体画像)ゲームに特化していました。
すごいソフトなんですが、あまり3Dというものにスマホユーザーがハマらなかったんでしょう。
Cocos2Dほど有名ではありませんでした。

しかし、Unityが徐々に2Dゲームに対しても作りやすいものを提供しはじめ、認知度が上がっていました。
そしてつい先日にはUnity4.3というバージョンアップがあったのです。
これは、2DゲームをUnityで簡単に作れるようになったという素晴らしい発表です。

しかも、Unityの良い点は、assetstoreというストアで、ゲームを作るための画像やプログラム(!)が買えるんです!
これはハナウタのような弱小チームには大変心強いものでした。
鼻歌どころかカラオケ行ってマキホル歌うくらいの喜びです。


asset store
unity01


しかもしかも、今まではAndroidとiOSで解像度が違うので、
画像をAndroid用とiPhone用の複数をデザイナーが用意する必要がちょこちょこあったのですが、
(うちの技術力不足もありますがw)
Unityはそのへんをマルッと自動で調整してくれるんです!
これ、ディレクター目線で言うとすごく有り難いんです。
「このボタンをもう少し上」とか「ここで画像切れちゃってる」とか機種ごとにダメ出しをする必要がなくなりますからね。

とまあ、
うだうだ書きましたが、要するに1人Unityを使えるエンジニアがいれば、色々メリットがあるのです!

・エンジニアの時間を節約!
・ディレクターの時間を節約!
・デザイナーの時間を節約!

森脇健児っぽく言えば、
「ディレクター良し、エンジニア良し、デザイナー良し、三方良しや!」
ってカンジです。

別にUnityの回し者でも何でもないですし、
Unityからお金もらってるとかでもないのですが、
いや、くれるなら欲しいんですが、
一切関係なく、すごく可能性を感じたのでこの記事を書きました。

でわまた★