「Republique」チームへの参加から、海外のインディペンデントスタジオで過ごした日々の話|UNITE JAPAN 2014


池和田有輔
<フリーランス>

昨年の Unite Japan の基調演説でも紹介された「Republique」がリリースされるまでの経緯、それを取り巻くシアトルのインディゲームコミュニティの紹介や、自分が UI デザイナーとしてどのような形でチームに参加し、どのような役割を果たしたのかをお伝え致します。また日米に見られるチーム開発の考え方の違いや、実際のゲームがどう実装されているのか等、多少技術的な話も織り交ぜつつ解説する予定です。


-Republiqueに参加した話

-前職は広告やwebだった

-unityで作ったゲームジャムがきっかけ
ハラモンというゲーム

-republiqueについて
カモフラージュ(Camouflaj)という会社のゲームタイトル
ステルスサバイバルゲーム
謎に満ちた世界を体験するゲーム
追加エピソードで課金

-仕事
SkypeとEmail
いきなり20GBのプロジェクトファイル

-流れ
UIのデザインやコンセプトを1枚絵で送る
OKならばUnityでプロジェクトファイルを送る
→言葉とかミーティングとか、効率が悪いので、シアトルにいった

-カモフラージュ
シアトルの隣町、ベルビューのダウンタウン
町全体でwifiが入る
25人くらいの会社
平均年齢25歳
非英語圏が25%くらい
誰かの家に居候
OSはほとんどwindows、visual studioを使ってる
1人で複数の役割がある

-memory of a broken dimension
このゲームおもしろいぞ

-チームの意見を反映させるために
アンケートツール「survey monkey」をよく使ってた
基本的に匿名、チーム全員の意見を求める
昼食も、会社のロゴも、ディレクターと意見が割れたときも、、すべてがアンケート

-なんでアンケート?
メンバーはアイディアのパートナーと考える
自分のアイディアがゲームに落とし込まれていれば責任が生まれる

-EP2
パズルゲームの1つが、blueprint3Dとコラボ

-楽しむために
バグフィックスのタスクは、タスク管理ツールである「you track」を採用
楽しんでチェックするための課題もつくった
 ほかの言語でクリア、アイテム0でクリア、など

-Bellevue / Seattle / Redmond
ゲーム会社だらけの地域
Unity,Oclus,Epic,Valve,Bungie,,,,
バンクーバーが近い
人材の交流がさかん
開発者友達もよく遊びにきて、プレイしてもらって意見を反映
DigiPenという大学があって、ゲームを教える教育機関として有名
30%くらいはそこの出身

-プレイテストを重用視
kickstarterのbackerにも参加してもらうほど

-複雑な操作をタッチ1つでまとめるには?
主人公が移動した後でアイコンを出すという解決方法

-教訓
iPhoneの基本機能だとしても、複雑な操作を詰め込むな
タップ、スワイプ、二本指、ピンチズーム、、、
しばらくすると忘れてしまうので、単純なボタンタップに変更